2026年3月2日月曜日

早春の28MHz FT8 — ユーラシア大陸を駆け抜ける電波の架け橋

2026年2月28日の週末土曜日、28.076MHzのFT8モードで充実した午後を過ごした。

冬の寒さが和らぎ始めたこの日、10mバンドのウォーターフォールは、午後3時を過ぎた頃から活気に満ち溢れた。
最初に姿を見せたのは、近隣の中国やアジア・ロシアの局。その後すぐにシベリアを越え、ウラル山脈を飛び越える電波が次々とデコードされ始めた。

PHOTP:交信エンティティ集計


今回のログ分析で驚かされたのは、わずか数時間の間に11ものロシア局、そして7つのウクライナ局とコンタクトできたこと。
さらに夕暮れ時(JST 18:00過ぎ)には、フランス(F1PBZ, F6EQZ等)や北マケドニア(Z35YL)といった遠方の信号も鮮明に浮かび上がった。

特筆すべきは、出力50Wという標準的なパワーでも、これほどダイナミックに世界と繋がれるFT8のポテンシャルだ。
ソーラーサイクルの好調さを実感する、まさに「10mバンドの黄金期」を象徴するような1日となった。

春の足音が聞こえる今、ぜひ28MHzを覗いてみてほしい。
そこには、地球の裏側まで続く見えない電波の道が、あなたを待っている。

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