7月18日開催の電通大コンテスト(オールバンド部門)に参戦してきたので、その様子をレポートしたい。
今回のハイライト 3つ
- スタートはまさかの「イオンの宅配便対応」で30分以上遅刻 — コンテスト前の貴重な時間が水・お茶・米・トイレットペーパーの搬入作業で消えた話
- 使用機材はFTDX-10+ロッドアンテナ(HF)+モービルホイップ(50MHz)、出力50W — いつものお手軽組み合わせ
- 7MHzが主戦場、40局・96点・マルチ21 — 短時間コンテストではバンドの見極めが勝負を分ける
開始早々のアクシデント:イオンの宅配便には逆らえない
コンテストは17時開始だったのだが、私がキーを握った(実際はキーボードHi)17時37分。約35分の遅刻である。
理由はまさかのイオンネットスーパーの宅配便だ。水、お茶、米、トイレットペーパーといった重量級の日用品一式がちょうどコンテスト開始直前に到着し、「玄関先に放置するわけにもいかないから、納戸まで運んで」という指令が下った。こちらとしては「コンテストが始まるから後で!」と言いたいところなのだが、水の2Lケースと米袋を前にすると、そんな主張はあっさり却下される。優先順位は明白、コンテスト・電波法令より先に「搬入作業」である。
というわけで、開始と同時にリグの電源を入れる予定が、気づけば水のケースを抱えて納戸との往復を繰り返すという、なんとも締まらないスタートになった。とはいえ、コンテストは逃げない。荷物を運び終えて腹をくくり、17時37分、21MHzからの1局目で仕切り直しである。
今回の装備
シャックの布陣は以下の通り、いつも通りのお手軽スタイルだ。
- 無線機:FTDX-10
- HFアンテナ:5mロッドアンテナ+ATU(SG-230 オートアンテナチューナー)
- 50MHzアンテナ:モービルホイップ
- 出力:50W
- ロギング:CTESTWIN
タワーもビームもない、集合住宅住まいのお手本のような設備だが、ロッドアンテナとATUの組み合わせは伊達ではない。1.9MHzから28MHzまで、6バンドすべてに顔を出せたのがその証拠だ。
残念ながらロケーションの良い北側ベランダは洗濯物で利用できず、建物の影響が大きく飛びの悪い北側ベランダへのアンテナ設置となった。
バンド別の結果
| バンド | QSO数 | 得点 | マルチ数 |
|---|---|---|---|
| 1.9MHz | 6 | 15 | 6 |
| 3.5MHz | 14 | 47 | 10 |
| 7MHz | 40 | 96 | 21 |
| 14MHz | 6 | 13 | 5 |
| 21MHz | 1 | 2 | 1 |
| 28MHz | 1 | 5 | 1 |
| 50MHz | 7 | 25 | 3 |
| 合計 | 75 | 203 | 47 |
スコアは203(得点)×47(マルチ)=9,541点。見ての通り7MHzが主戦場で、QSO数・得点・マルチのすべてで最大の稼ぎ頭になった。夕方から夜にかけての時間帯とバンドコンディションがうまく噛み合った印象だ。一方、21MHzと28MHzは各1局のみ。短時間コンテストゆえ、コンディションが開けていないバンドに長居する余裕はない、という判断である。
QSOレートで振り返る3時間
運用時間は17時台・18時台・19時台の3時間。QSOレートグラフを見ると、17時台は遅刻の影響で11局にとどまったが、18時台に一気にペースを上げて約29局、19時台も29局とハイペースを維持できた。トータル75局、平均すると1時間あたり25.1局のペースだ。出遅れを取り戻そうと、まずはCQランニングよりも呼びまわり、無我夢中でキーボードを叩いていた時間帯である。
まとめ
今回の電通大コンテストは、開始直後の「イオンの宅配便対応」という不可抗力に見舞われながらも、最終的には9,541点という結果に着地できた。ロッドアンテナ+50Wというシンプルな設備でも、バンドの見極めと集中運用で十分戦えることを改めて実感した回だった。
交信出来たUEC関係局は14局。約19%の局からUECをもらった。関係者の熱意には頭が下がるコンテストであった。
次回は開始前にネットスーパーの配達時間を確認してから電源を入れたいところである。
CU in Next TEST de JI1ALP





