2026年7月13日月曜日

IARU HF World Championship 2026 参戦記

今年もIARU HF World Championshipに参加した。結果は38QSO、クレームドスコア1650点。数字だけ見ると地味だが、なかなかドラマチックな一日だったので、記録がてら書いておこうと思う。

実は今回のコンテスト、日曜日は朝から予定があって外出しており、日中はまったく運用できなかった。それでも深夜と、家を出る直前のわずかな時間に「濃い運用」ができた事が嬉しい。

使用リグはFTDX-10 、アンテナは釣り竿アンテナ+SG-230 ATU である。

■ 深夜1時半〜4時半、14MHzが独壇場だった

土曜の夜が明けきらないうちに無線機の前に座った。時刻は深夜1時半過ぎ。14MHzにダイヤルを合わせると、ほど良いコンディションだった。

DLドイツ)、LZ0HQ(ブルガリアHQ)、OL(チェコ)、YR0HQ(ルーマニアHQ)、HL0HQ(韓国HQ)、OMスロバキア)、RN(ロシア)、HG(ハンガリー)、OP0HQ(ベルギーHQ)、SV1(ギリシャ)、R5HQ(ロシアHQ)、EC6・EF6(スペイン)、HB9HQ(スイスHQ)、LX7(ルクセンブルク)、YL5T・YL(ラトビア)、ED0HQ(スペインHQ)、OK(チェコ)、4U1A(ウィーン国連局)、S50HQ(スロベニアHQ)、E7(ボスニア)、B7HQ(中国HQ)、IK(イタリア)……

短時間でこれだけのHQ局・DX局を拾えたのは、正直嬉しい誤算だった。低パワー(50W)+釣り竿アンテナという設備でここまで飛ぶと、やはり14MHzの夜間コンディションの良さを実感する。この時間帯だけで27局、スコアの大半を稼いだことになる。

■ JARL HQ局、8N3HQは結局1局しか取れず

一旦仮眠を挟み、日曜の朝10時過ぎに無線機の前に戻った。ここで狙っていたのが自国のJARL HQ局、8N3HQだ。10時21分、14MHzで無事コンタクト。ところが、そこで時間切れ。出かける支度をしなければならず、他のバンドでの追加QSOはできなかった。

HQ局は結果的に1局のみ。ここは完全に時間との勝負に負けた形だ。次回は参加時間と時間配分をもう少し考えたい。

■ 出発直前、28MHzがまさかの国内オープン

8N3HQを取った直後、なんとなく28MHzにQSYしてみたら、国内が賑やかにオープンしていた。テンポよく10局。まさにスポラディックE、瞬間芸のような開けっぷりだった。

この12分間がなければスコアはもっと寂しいものになっていたはずで、出かける直前の「ダメ元でワッチ」が功を奏した形だ。10分後には運用を切り上げ、そのまま家を出た。

■ バンド別まとめ

バンドQSO数時間帯(JST)特徴
14MHz28深夜1:32〜4:25 / 朝10:21欧州・アジアのHQ局中心、好コンディション
28MHz10朝10:33〜10:45国内スポラディックE、瞬間オープン
合計38クレームドスコア 1650点

■ 振り返って

日中フルに運用できなかった割には、深夜の14MHzで楽しめたコンテストだった。特に深夜のヨーロッパ方面の開け方は記憶に残る。全サイクルでは夏の深夜14/,21MHzでCQを出すと、ヨーロッパやアフリカからのパイルを浴びた事も懐かしい思い出である。

それでは、また次のコンテストで。

ENJOY CONTEST !

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