2026年10月30日金曜日

東京CWコンテスト 参戦記

今年も東京CWコンテストに、430MHz電信部門で参加した。
結論から言うと、QSO数は去年より増えたが、得点は去年より下がった。
その理由と今年の運用を記録しておく。

昨年の参加記はこちら。
→ 東京CWコンテスト2025

結果

2025年 2026年
QSO数 86局 102局
ポイント 130 143
マルチ 38 30
得点 4,940点 4,290点









運用時間は6時間で、平均は17局/時間だった。時間ごとの局数は、06時台が15局、07時台が15局、08時台が16局、09時台が19局、10時台が12局、11時台が25局。最後の1時間がいちばん多く、10時台がやや中だるみだった。












局数は増えたのに、なぜ得点が下がったのか

得点は「ポイント × マルチ」で決まる。これはスタンプラリーに似ている。
同じ駅に何回行っても、スタンプは1個しかもらえない。大事なのは、行った回数より、何種類の駅をまわったかだ。

コンテストも同じで、同じ番号の局を何局呼んでも、マルチは1つしか増えない。今年は局数(回数)は増えたが、マルチ(種類)が38から30に減ってしまった。

原因のひとつは、移動局が少なかったことだと考えている。前日も当日も天気が悪く、移動局が少ないように感じた。特に、移動局が出てくる201(瑞穂町)と203(檜原村)が今年はまったく聞こえなかった。昨年のログを見直すと、この2つはどちらも交信できていた。つまり、この2つだけでマルチ2つ分を取り逃がしたことになる。もちろん天候の影響だと決まったわけではなく、あくまで私の推測だ。

今年いちばんの1局:JH0SDA/2

昨年の2エリアとの交信は、裾野市の固定局JK2RCPの1局だけだった。今年も天気が悪く、移動局も少ない。430MHzのCW局は、FMやSSBよりずっと少ないはずで、正直なところ「今年の2エリアはだめだろうな」と思っていた。

そんな中、07:14にJH0SDA/2が聞こえてきた。無事に交信できて、本当にうれしかった。

さらに、コンテスト終了後の午後には、FMでも2エリアの熱海、函南、御殿場の3局と交信できた。電波はちゃんと届いていたらしい。「天気が悪い=飛ばない」と決めつけてはいけないと思った。

たとえるなら、「去年は1匹しか釣れなかった池だから、今年もダメだろう」と思っていたら、今年もちゃんと1匹釣れた。しかも帰りに「午後は3匹釣れたよ」と聞いて、「魚はいたんだ!」とわかった。そんな気分だ。

運用環境とアンテナ別の手応え
  • 無線機:IC-910D(50W)(セミブレークインがうるさいIC-9700修理中)
  • ロギング:CTESTWIN
  • アンテナ:北側ベランダに2ele八木、南側ベランダに2ele八木と10eleクワッド

今年は、前日に北側と南側のベランダにアンテナ・同軸を設置。
そしてアンテナを2個の同軸切り替え器で切り替えながら運用した。













いちばん働いてくれたのは、南側ベランダの10eleクワッドだった。たとえるなら、2ele八木が普通の双眼鏡なら、10eleクワッドは望遠鏡だ。遠くの小さな光でも、ぐっと引き寄せて見せてくれる。











2ele八木は、クワッドが向いていない方角を受け持つ脇役として働いた。マンションのベランダ運用でも、アンテナと方向を使い分ければ、十分に戦えると実感した。

まとめ
  1. 局数は86局から102局に増えたが、マルチが38から30に減り、得点は下がった。
  2. 移動局の少なさを感じた。
  3. あきらめかけていた2エリアが、10eleクワッドで取れた。

得点は下がったが、6時間たっぷり楽しめた。来年は局数だけでなく、「マルチを増やす」ことも意識して臨みたい。

交信していただいた皆さん、ありがとうございました。

Enjoy CONTEST!

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