2026年7月26日日曜日

気になるRigウォッチXiegu G7250 まもなく登場か

最近、海外のアマチュア無線関連サイトの広告でやたら目に留まる機体があった。
Xieguの新型、G7250だ。思わず広告を何度もクリックしてしまった。
今日はこの気になる新顔について、調べたことをまとめておく。












画像:Radioddity より


結論から言うと

G7250はまだ「発表されたばかりのプレビュー機」で、価格も発売時期も未定。FT8についても本体単体でデコードできるような記載はなく、基本的にはPCと接続してWSJT-Xなどで運用するスタイルになりそうだ。とはいえ、分離型の筐体と100Wという出力は、当局の環境でも十分に魅力的だと感じた。

そもそもXieguというメーカーは

中国のアマチュア無線機メーカーで、コンパクトなSDR機を得意としている。ローカルが使っているG90(20W・据置?)、バッテリー内蔵で持ち運べるX6100/X6200、5WのQRP機G106などがラインナップの中心だ。価格の割に機能が詰まっている、という評判で人気を伸ばしてきたメーカーだと理解している。

Xiegu主要ラインナップ(参考)
・G90:20W、据置〜モービル向けの定番機
・X6100 / X6200:バッテリー内蔵、ポータブル運用向け
・G106:5W、軽量QRP機
・G7250:今回の新顔。100W級・分離型フラッグシップ

Xiegu-eu 

気になっていた3点を調べてみた

① 金額

結論、まだ正式な価格発表はないRadioddityやXiegu公式サイトでは「デポジット(予約金)を払って優先案内リストに登録する」という段階で、価格欄は空欄のままだった。いわば発表会の壇上に試作機だけが置かれていて、値札はまだ用意されていない状態だ。

② FT-8はRIGだけで使えるのか

ここが一番気になっていた点だが、本体単体でFT8をデコードできるという記載は見当たらなかった。動作モードには「SSB, CW, NFM, AM, DIG」とあり、DIGはデジタルモード用の入出力に対応しているという意味合いに近い。Xiegu X6100、X6200などはファームウェア改造することでRIG単体でFT-8の運用ができるようだ。(ようしらんけど...)

むしろ目立つのは、ネットワーク経由でベースバンド信号をストリーミングし、HDSDRなど外部のSDRソフトで処理できるという機能だ。

③ その他の特長
項目内容
出力HF:100W / 50MHz:90W
受信周波数0.5〜30MHz(HF)、50〜54MHz(6m)
方式直接RFサンプリング方式のSDR
筐体構造操作部(7インチタッチ+物理ボタン19個)と本体を分離、LANケーブルで最大100m離せる
アンテナチューナー内蔵、整合範囲20〜150Ω、初回10秒以内・メモリー呼び出し0.1秒以下
その他機能ボイスメモリ、CW自動送出メッセージ、スペクトラム&ウォーターフォール表示

分離型は、今までの「一体型カーナビ」から「画面だけ取り外して助手席に置けるタブレット型カーナビ」に進化したようなイメージだ。シャックが狭くても、本体だけ別室やクローゼットに逃がせるのは地味に大きい。国産だと、IC-7760が分離型。

導入するならどう使うか

もし当局が導入するとしたら、まず活きてくるのはコンテスト運用だと思う。100Wという出力は、アパマン固定運用において、パイルアップの奥まで電波を通せる可能性が高くなる。加えて分離型の構造は、シャック内の限られたスペースでも本体を機材棚の奥に押し込んで、操作パネルだけデスク上に置く、という配置がしやすい。

運用面では、FT8は素直にPC接続を前提に考えることになりそうだ。当局の環境ならUSB経由でJTDXと組み合わせるいつものスタイルがそのまま使えるはずなので、大きなハードルにはならないだろう。
むしろ気になるのは、ネットワークベースバンドストリーミング機能。これを使えば、離れた場所に置いた本体をリモートで動かす、という運用も視野に入ってくる。

ただし現時点ではまだプロトタイプ段階で、価格も発売時期も未定。正式発表が出るまでは、様子見が賢明だろう。続報が入り次第、またここで取り上げたい。

「畳とRIGとナントカは新しい方が好き」 de JI1ALP


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